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2016/12/06

セロトニン仮説のウソ

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます<m(__)m>

 

突然ですが、 うつ病は「脳内にあるセロトニンという脳内伝達物質が不足することが原因」と理解している方が多いのではないでしょうか?

しかし、実はそうではないようです。

 

今回の記事は、セロトニン説に対して反対の立場に立つ、最上先生の本よりセロトニン説に関する部分の抜粋です。

途中に出てきますが、SSRIという薬の改善率は6~7割という研究結果が出ているそうです。

 

パッとこの数字だけを聞けば効果がありそうに聞こえるかもしれませんが、基本的にプラセボだけでも6割は効果が出ると言われています。

要するに、効果がないと言っているのに等しいということになります。

そんな薬、よく飲ませようとしますよね。

 

だから「精神薬は人類史上最悪の薬害だ」と言われるのです。

 

 

 

「慢性炎症」を治せばうつは治る」

 

◼︎まことしやかに広まった『セロトニン仮説』

 

現在、うつ治療の現場でもっとも標準的に処方されている薬は、“SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)”という抗うつ薬です。

うつと診断されたら、まずはほとんどの場合、この薬を出されます。

そして、SSRIは脳内化学物質のひとつである、セロトニンを増やすことを主とするとされています。

 

というお話をすると、「セロトニン、聞いたことありますよ。脳の中のセロトニンが減って、みんなうつになるんですよね?」などとおっしゃる人もよくいます。

しかし、残念ながらそれはまちがいです。

 

うつという病気がますます身近になり、メディアなどを通じて情報も大量に飛びかうようになった中、まことしやかに広まったのが「うつの原因はセロトニンの欠乏」だとする説です。

 

これは、「セロトニンとは脳内にある化学物質で、落ち込んだ気分を安定させたり、不安感や恐怖感にブレーキをかけたりする働きをしている。

だから、セロトニンが脳の中で足りなくなると感情が不安定になったり、ちょっとネガティブなことがあっただけでものすごく不安になったり、死にたいほど苦しくなったりしてしまう」というものです。

なるほど、誰もが分かったような気になれる説明ですよね。

 

しかし、うつとはそんな単純なものではありません。

 

たしかに、セロトニンは脳の中で大切な働きをしていると考えられていますし、うつの発症にまったく無関係とはいえませんが、これだけが原因だとするのはあまりにも乱暴な考え方です。

仮にそんな論文を書いたとしても、世界中で門前払いを食らうのが関の山でしょう。

 

実は、この通称『セロトニン仮説』、もともとは欧米から入ってきたもので医学的な仮説のひとつではあったのですが、製薬会社がセロトニンを増やす薬であるSSRIの販売促進のために、その重要性を強調して発信していた情報が広まったものだといわれています。

 

慣習的に、医師の多くは製薬会社の情報を頼りにしがちです。

そのため、ごく最近までこの説ばかりが広まり、研究者など一握りの専門家を除く多くの医師がこれを信じてきました。

そして、それが一般の人々にも知られるようになったのです。

 

しかし、薬だけではうつはなかなか治らない……

 

セロトニンの不足だけでうつ発症の原因を説明できない理由のひとつとして、SSRIだけではうつはなかなか完治しないことが挙げられます

SSRIを飲むと、ほとんど誰の脳の中でもセロトニン量はすぐに増加することが分かっています。

しかし、セロトニン量が増えた人全員のうつ症状が消えるわけではないことも分かっているのです。

 

多くの臨床試験において、SSRIはこれを飲んだうつ患者の6~7割に効果があると報告されています。

と、聞くと、けっこう優秀な成績じゃないかと思われるかもしれません。

しかし、これは研究するのに理想的な条件の患者さんだけで行った試験で、6~7割という数字は”反応率”。

「症状が半減すれば、合格」というものなのです。

 

実際のところ、半減程度といった半端な改善状況では症状は高い確率でぶりかえしますし、多くは仕事にも日常生活にも支障があるままなのです。

 

また、アメリカではSTARDという世界中から注目された大規模研究も行われました。

3,000人を対象としたもので、薬の効きやすい患者さんだけでなく、診療の現場によくいるような人なども対象としていることから、より現実的な研究だと評価されています。

こちらでは、通院して最初に処方されたSSRIを飲んで、問題ないといえるまで症状が改善したのは3割という厳しい結果が報告されています。

 

抗うつ薬には、SSRIの他にも様々な種類が存在します。

たとえば、セロトニンだけでなくノルアドレナリン、ドーパミンなど他の脳内化学物質にも働きかけるタイプの薬の中には、「疲労が目立つうつ」、「入院が必要なぐらいの重症うつ」、あるいは「新型うつ」や「原因不明の体の痛み」などには、SSRIよりも効果が期待できるともいわれています。

 

先ほどのSTARDの研究でも、SSRIの効果が得られなかったときは複数のメカニズムに働きかける薬に切り替えたほうが改善効果が高まることが証明されているのです。

 

とはいえ、セロトニン以外に話を広げて考えたとしても、結局は脳内化学物質に大きく焦点をあて、そして化学的につくられた薬だけに重点がおかれていることには変わりありません。

 

もちろん、薬によって症状が改善していくケースはけっして少なくありません。

しかし、たとえSSRIでうつが治ったとしても、その理由は脳のセロトニンが増えたことだけではなく、「未知のものも含め、うつの複雑なメカニズムに働きかけた結果であろう」というのが、昨今の医学的見解なのです。

 

そして、研究の結果からも明らかであるように、多くの場合、いま、私たちが使える薬だけでうつを完全に治すことはなかなかできません。

 

 

お退屈様でした<m(__)m>

 

 

 

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