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2017/09/09

アスリート・スポーツ選手と脳疲労…選手を追い詰める過熱報道とバッシングの罪

みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます<m(__)m>

 

何日か前、家に帰ってテレビをつけたらたまたまやっていた番組で、アテネオリンピックの金メダリスト・フルマラソンの野口みずき選手のことをやっていました。

野口みずき選手は、シドニーオリンピックで同じくフルマラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手に憧れてフルマラソンを始めます。

そして、アテネオリンピックにて見事、金メダルを獲得。日本中が感動に包まれたのを覚えている方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、そのあと野口みずき選手に悲劇が訪れます。

 

北京オリンピックの代表に内定し、本番に向けての練習中にケガをしてしまいます(テレビでは「ふとももの肉離れ」と言っていました)。

そして、ケガが治らず北京オリンピックを辞退。フルマラソンを走った残り2名の選手の結果が思わしくなかったこともあり、野口みずき選手への大バッシングが始まったのでした。

野口みずき選手は、監督の計らいで北海道にしばらく身を潜めていたと言います。

北京オリンピック直後は、野口みずき選手へのバッシングが止まらず、脅迫文が手紙で全国から何百枚と届いたり、プライベートでも構わず写真を撮られたりされたそうです…。

 

その後、ロンドンオリンピックを目指し復帰を果たしますが、ふとももの肉離れの後遺症が残りレース序盤で早々にトップ集団から遅れ、惨敗。

結局そのまま目立った活躍をすることはできずに、引退されました。

野口みずき選手は私も応援していたので、とても残念です。

 

 

なぜ、頑張っている選手をバッシングできるのか?

 

今も昔も選手たちのバッシングをする人たちは必ずいます。

スポーツのニュースやドキュメンタリーなどを観るたびに思うのですが、どうして頑張っている選手たちをバッシングできるか、私には理解できません。

 

今回の野口みずき選手も、北京オリンピックに向けて調整は順調で、とても調子が良かったそうです。

ただ、前回のアテネオリンピックで金メダルを取っているだけに、「もっと、もっと!」と上を目指すあまりに練習をし過ぎてしまい、ケガをしてしまったと言います。

これの、どこに責める理由があるでしょうか?

 

もちろん、自己管理能力の問題と言えばそれまでですが、では果たして野口みずき選手本人だけの問題なのでしょうか?

私はオリンピック前のメディアの過熱報道を観ていて、いつも「選手たちに余計なプレッシャーを与えてくれるな」と思っています。

オリンピックだけに限らず、世界選手権など各競技で世界を相手に戦っている選手たちは、もちろん自覚の強さの差はあれど全員が「日本を代表して戦う」「日の丸を背負う」ことの重荷を感じ、プレッシャーと戦っています。

 

私たち日本国民は、当然、選手たちを応援したいし期待をするのは当たり前だと思います。

しかし、あまりに過度に期待を掛け過ぎたり、選手たちを追い詰めるような過熱報道や追っかけなどは、もはや応援とは言えないのではないのではないでしょうか?

応援ではなく、選手たちの横やりになってはいけないと思います。

 

いわゆる「一流」と言われているスポーツ選手やトップアスリートは、プレー中に脳をほとんど使っていないことが分かっています。

特に南米の選手に多いのですが、彼らは楽観的でリスク管理をすることがないので(自然災害がほとんどないため)、脳は余計なことにエネルギーを使いません。

そのため、プレーに100%集中することができ、体力の消耗を最小限に抑えることができたり、運動能力をいかんなく発揮することができるのです。

 

しかし、日本人は違います。

日本人の8割が「不安遺伝子」を持っていると言われており、これがストレスの原因の一つとされています。

それは日本は昔から自然災害が多いため、不安に思ったり心配をしたり、恐怖心を抱くことで「自然災害から身を守るためにはどうすれば良いか」を考え、生き延びてきた国民だからです。

日本人にとって心配や不安、恐怖心は必要なものなわけですが、逆にこれが脳疲労の原因となってしまうという側面もあるのです。

よく、「ここでミスしたらどうしよう」や「これで負けたら自分のせいだ」などとマイナス思考でプレーしていると、だいたいミスをしたりここぞという大事な場面で活躍できなかったりしますよね。

 

もちろん、応援や期待は選手たちに力を与え、磁場を良くし、いい結果を引き寄せます。

しかし、過度な期待やプレッシャーを与えるだけの過熱報道や応援は、かえって選手たちを追い詰め、時にはそれが選手生命を絶つことにもなりかねません。

野口みずき選手が期待に応えようとして頑張り過ぎてしまい、ふとももを肉離れしてしまったのは、こういった要因も少なからずあったように感じられます。

脳疲労は、ケガの最たる原因になるのです。

 

復帰後もなかなかケガが癒えず、力が発揮できなかったのは、間違いなく脳疲労の影響はあったと考えられます。

考えてもみてください。大バッシングを受け続け心に傷を負った後に、その「敵」がたくさん沿道にいる中を何も気にせず、レースに集中して走れると思いますか?

それは体力の消耗も激しいし、古傷であるふとももに痛みを感じて走れなくなっても当然です。

 

2020年は東京オリンピックです。

日本代表の選手たちも、応援するメディアも私たち一般国民も、こういった「脳疲労」の概念を知っている人が一人でも多く知って欲しいなと思います。

 

 

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